Race 1 SUZUKA CIRCUIT 23 - 24 Mar. 2019

波乱が起きた開幕戦
近藤翼選手が2位、小河諒選手はリタイア

鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で幕を開けた2019年シーズンのGAZOO Racing 86/BRZ Race。神奈川トヨタDTEC TEAM MASTER ONEは昨シーズンと同様、2017年のチャンピオン、近藤翼選手(98号車)と、チームに初優勝をもたらした小河諒選手(97号車)の強力コンビで激戦のプロフェッショナルシリーズに挑む。

近藤選手が圧巻のアタックで予選1位を獲得

第1戦は土曜日に予選、日曜日に決勝が行われる2DAYレース。プロフェッショナルシリーズのエントリー台数は32台。予選は15時45分から行われ、開始早々にコースインした小河選手は2分30秒593をマークする。その直後にコース上でストップした車両が出たため赤旗中断。車両回収後に予選は再開され、近藤翼選手がアタックに入る。近藤選手は完璧ともいえる走りで1周のアタックをまとめ、2分29秒949をマーク。ライバルを抑え、ポールポジションを獲得した。小河選手は8位。近藤、小河両選手を含む、予選10位までが従来のコースレコードを更新。近藤選手の予選タイムから1秒以内に15名がひしめき合うことになった。

スタートで出遅れた近藤選手が松本選手を攻め立てる

決勝は8周のスプリントレース。1万5000人の観衆が見守るなか、9時25分にスタートした。わずかに出遅れたのが近藤選手。予選2位の松本武士選手(206号車)に先行を許し、2位で1コーナーに進入する。一方、予選8位の小河選手はスタート直後のS字コーナーでアクシデントに見舞われる。後方を走っていた平中克幸選手(369号車)と接触しコースアウト。タイヤバリアに衝突し、まさかのリタイアとなった。またダンロップコーナーでも2台が絡むクラッシュが発生。レースは1周目からセーフティカー(SC)が入る、荒れた展開となる。3周目にSCが解除され、リスタート。1位 松本選手、2位 近藤選手、3位 脇阪寿一選手(11号車)による三つ巴の争いが勃発する。近藤選手は松本選手の背後にぴったりとつき、プレッシャーをかける。しかし、近藤選手のすぐ後ろには脇阪選手が続いており、予断を許さない状況。攻めながら守るという難しい状況のなか、近藤選手は果敢に松本選手を攻め立てるが、わずかに届かず2位でチェッカーを受けた。近藤選手にとっては開幕戦から表彰台という幸先のいいスタートであるが、ドライバーはもちろん、チームも満足してはいない。第2戦はホームコース、富士。近藤、小河両選手の巻き返しを期待したい。

Result
car driver pos. total best lap
97 Retire
98 2 22'40.143 2'32.192
Drivers' Comment
97号車 小河 諒選手

昨シーズンの最終戦では表彰台を獲得し、その勢いを今年にも繋げられればと思い、悩みながらタイヤ選択などをしてきました。予選は130Rまでは近藤選手よりも早いペースで走れましたが、130Rやシケインで少しプッシュしすぎてしまい、8番手となりました。上位を目指して決勝に挑みましたが、レーシングアクシデントによるリタイアという結果になってしまい悔しいです。マシンのポテンシャルは高い所にあるので、次のレースでは近藤選手と揃って表彰台に立てるよう頑張ります。

98号車 近藤 翼選手

予選アタックは非常にいい感じでまとめられ、2分29秒949というタイムをマーク。ポールポジションを獲得できました。決勝はスタートで出遅れ、松本選手に先行を許してしまったので、その分を取り戻そうと最後までプッシュし続けましたが、抜き所がない鈴鹿ということもあり一歩届きませんでした。2位表彰台という結果でも少し悔しいですね。クルマのパフォーマンスは非常にいい所にあると思うので、次戦も全力で頑張りたいと思います。