Race 6 AUTOPOLIS 30 Aug. 2020  オートポリス

不安定な天候が演出した波乱のレース
近藤は冷静にポジションを上げ4位

GAZOO Racing 86/BRZ Raceの第6戦がオートポリス(大分県日田市)で行われた。プロフェッショナルシリーズのエントリー台数は24台。DTEC TEAM MASTER ONEから近藤 翼(98号車)がプロフェッショナルシリーズに出場。なお、チームメイトの篠原拓朗(97号車)は、スケジュールの都合により欠場となっている。

新型コロナウイルスの影響により開幕が大幅に遅れたGAZOO Racing 86/BRZ Race。当初は全8戦の予定だったが、3戦が中止となり、全5戦で争われることに。開幕戦SUGOでは近藤が6位入賞。しかし、近藤選手のチャンピオン奪還を目標のひとつに掲げるチームにとって、決して満足できる結果ではない。オートポリスで表彰台に登り、チャンピオン争いに残るのが今回の目標だ。

予選11位から落ち着いたレース運びで7台抜き

オートポリスはアップダウンに富み、チャレンジングなコーナーもあるドライバーズサーキット。チームとの相性は良く、近藤は過去4回のレースで3回表彰台に登っている。日曜日の午前に行われた公式予選(20分間)。予選開始前に降った雨がコースに残ったこともあり、各車はコースが乾くまでアタックを見合わせている。セッション中盤を過ぎて2台の車両がコースインしたが、その他の車両はピットに残ったまま。そして残り4分になって残った全車が一気にコースイン。正真正銘の1ラップアタックに賭ける。近藤選手もコースに入り、前との距離を測りながら全開アタック。「ミスなく気持ちよく走れた」(近藤)と言うものの、車体のアンダーステア傾向を感じており、順位は11位(2分13秒115)。

夕方に行われた決勝レース(10周)は、ドライコンディションで始まった。スタートを決めた近藤は1コーナーまでに1台をかわしてポジションアップ。直後に接触もあったが車両に大きな問題はなく、オープニングラップを10位で終える。近藤選手は持ち前の落ち着いたドライビングで周回毎に順位を上げ、4周目には7位を走行。さらに6周目には4台による4位争いのグループに加わり6位、7周目には1台がコースアウトしたこともあり4位までポジションを上げる。

しかし、7周目にいきなり激しい雷雨となりセーフティカーが導入。近藤選手はコースアウトしないよう慎重なドライビングでコースにとどまり、8周目にレースは赤旗中断。天候回復の見込みがないため、そのまま終了となった。レースは7周終了時点で成立となり、近藤選手は7台抜きの4位。表彰台フィニッシュは果たせなかったが、貴重な10ポイントを獲得。ランキングはトップ谷口選手と14ポイント差の5位につけている。今シーズンは残り3戦だが、うち2戦は大量得点が可能な2ヒートレース。近藤選手の本領発揮に期待したい。

Race6 Result
car driver pos. total best lap
98 近藤 翼 4 16'28.927 2'14.877
98号車 近藤 翼選手

【決勝4位】
予選はコースが乾くギリギリまで待ちましたが、コースインした時点ではすっかり乾いていました。アタックは1コーナーからいい感じでミスなく走れました。少しアンダー気味でタイトなコーナーが曲がりづらかった感じでしょうか。ですので、順位が意外と下だったのでびっくりしてしまいました。決勝はとにかくポイントを取りたかったのですが、1台ずつかわしていって順位を上げることができました。雨は突然激しく降り出したので、何とかコースアウトしないよう走りました。次からは予選のセッティングを見つけないといけないでしょうね。次の十勝につながるレースになったと思いますので、次は表彰台を目指します。