Race 5 FUJI SPEEDWAY 6 - 7 Jul. 2019

近藤選手が追い上げを見せ4位
小河選手は本来の走りができず悔しい結果に

GAZOO Racing 86/BRZ Raceの第5戦が富士スピードウェイで行われた。プロフェッショナルシリーズのエントリー台数は36台。開幕戦以来の1ヒート制で、土曜日に予選、日曜日に決勝というスケジュール。前回欠場した小河諒選手も復帰し、97号車で出場している。
土曜日の天候は曇り。予選直前に雨が降ったため、天候の悪化が懸念されたが、すぐに雨は止み、予選はドライで行われた。小河、近藤両選手ともに、第2戦(富士)の結果をふまえ、使用タイヤを変更している。予選開始から約6分後、小河、近藤の順でコースイン。翌周からアタックを行う。最初にタイムを記録したのが小河選手で、タイムは2分05秒207。タイヤの内圧に問題を抱えながらのアタックとなってしまい、この時点での順位は11位。続いてアタックした近藤選手は2分04秒845で7位。近藤選手も1コーナーでオーバーラン気味となり、タイムをロス。両選手ともに引き続きアタックを行うも、タイムを短縮することができず、近藤選手7位、小河選手13位で予選を終えた。

近藤選手が3台抜き
小河選手は中団からリカバリー

日曜日の天候は曇り。10時にプロフェッショナルシリーズの車両保管が解除され、スタッフが決勝に向けて整備を始める。お昼前には神奈川トヨタの新入社員(営業およびエンジニア)が応援に駆け付けた他、ピットビル2Fのクリスタルルームでは神奈川トヨタのお客様を対象にした観戦イベントも行われ、本番に向けてのボルテージが高まっていく。

他のレースが赤旗中断により遅延したため、決勝は予定より20分遅れの16時45分にスタート。近藤選手は順当なスタートを切り、1コーナーへ。予選順位と同じ7位をキープし、オープニングラップを終える。近藤選手の前を行くのは若手ドライバー、#80宮田選手。近藤選手は#80宮田選手を上回るペースで走行し、3周目に2分05秒663のファステストラップをマーク。#80宮田選手との距離を縮め、4周目に前に出る。上位の選手にドライブスルーペナルティが与えられたため、5周目の近藤選手の順位は5位。近藤選手はさらに、4位の#11脇阪選手に狙いを定め、7周目の1コーナーで脇阪選手のインを奪う。3位は年間ランキングを争う#7堤選手で、8周目終了時点での2台の差はコンマ9秒。近藤選手はプッシュし、#7堤選手との距離を縮めていくが、スリップストリームが効く距離に接近することができず、コンマ4秒差の4位でチェッカーを受けた。

一方、予選13位からスタートした小河選手は混戦の中でポジションを下げ、オープニングラップを17位で終了。2周目には21位となるが、4周目に#18中山選手と#87久保選手、さらに7周目に#5井上選手を抜き、16位までポジションを回復。残り周回数はわずかで、このままの順位でチェッカーと思われたが、ファイナルラップに#206松本選手をオーバーテイク。15位でフィニッシュした。

第5戦の結果を受け、近藤選手は#7堤選手と0.5ポイントの2位。ランキングトップの座こそ譲ったが、依然として年間チャンピオンの有力候補であることに変わりはない。次戦は十勝スピードウェイで行われる第6戦。近藤選手と小河選手の快走に期待したい。

Result
car driver pos. total best lap
97 小河 諒 15 21'21.363 2'06.572
98 近藤 翼 4 21'06.864 2'05.663
Drivers' Comment
97号車 小河 諒選手

【15位】
厳しいレースでしたね。最初の2、3周はうまく走れませんでした。ほとんどの原因がぼくのドライビングにあるのですが、合わせ切れなかった原因としてはブリヂストンのタイヤをうまく使いきれなかったことに尽きます。ウエットになる可能性を考え、納得したうえで選んだのですが、すっきりしない要因を作ってしまいました。十勝、もてぎ、岡山と翼くんをしっかりサポートし、ライバルからポイントを奪って援護射撃したいと思いますが、自分の速さもアピールしたいので、納得して走れるようにチームとよく相談したいと思います。

98号車 近藤 翼選手

【4位】
序盤から最後までバトルが激しく、少しずつ1個ずつ順位を上げていきました。本当は表彰台に上がりたかったですが、4位でフィニッシュできたので、ギリギリ最低限。本当はもっと前からスタートしたかったので、次回改善できるように頑張ります。ランキングトップは抜かれたと思いますが、まだポイント差はついていないと思います。次回、十勝は2レースあるので頑張ります。